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良書紹介(14)世界でひとつだけの幸せ

③G20.pngのサムネイル画像今月末には、日本がはじめて議長国となる

『G20大阪サミット』が開催されます。

そのコンセプトは「世界に見せよう!ほんまええ街 大阪を!」です。

大阪ならではの魅力、持ち味、強みをうまくアピールしてもらいたい

と願います。

この本を推薦する理由

『あなたは今、幸せですか?』と尋ねられたら、

「はい、しわあせです」と笑顔でキラキラしながら

答えられる方もいれば、

少し間をおいて「今は悩み事があるので...どちらともいえないけど、

でも不幸じゃありません!」とおっしゃる方もいるでしょう。

ではもう一つ質問させてください。

「ところで『幸せ』ってなんなのでしょうか?」。

幸せについては色々な定義がされてきましたが、⑧Congraturation.jpg

筆者はこのあいまいで、それぞれに人によって変わる「幸せ」の

定義をうんぬんするのではなく「幸せの構成要素」を

伝えたいということでこの本を書かれていることに

私は興味を持ちました。

つまり、心から幸せを感じるにはどうしたらいいかを

書いた本だと言えます。

筆者が提唱している「ポジティブ心理学」は単純になんにでも「ポジティブになれ」

という方向性ではなく、人がそれぞれにもともと備わっている自分の特質を理解して、

その特質こそが私自身の「強み」であり、それを成長させることによって、

「幸せ」を見つけ、感じられるようになるというものです。

「喜び」「楽しみ」「幸せ」を実感できることは、それは取りも直さず、

心の健康を保ち、心の強さを育てて行けるものでしょう。

世界でひとつだけの幸せ 本の表紙①.jpgのサムネイル画像のサムネイル画像のサムネイル画像また、本の中には、簡単な心理テスト的なものが

多く掲載されており、自分の心持ちや、意外と自分では知らない、

というより気づいていない自分自身の強みが数値でわかるように

なっていているので、職場のメンバーとそれぞれの「強み」探しを

するものいいのではないかと思います。

 

 

本の全体像(概略)

 当著は3つのパートに分かれて書かれています。

【パート1】においては、

(1)ポジティブな感情を長続きさせるものとは何か

(2)ポジティブは感情を持つ人、持たない人、

          その感情を引き起こすものと起こさないものの相違点

(3)日常生活でポジティブ感情を持続させるための秘訣などを

           研究データに裏付けられながら掘り下げて書かれています。

【パート2】こそが、この本の真髄かもしれません。⑩チェックリスト-3.jpgのサムネイル画像

ほんと簡単な質問に答えていきながら、

それぞれがもともと持っている6つの美徳と24種類の強みを

分析することができます。

どのような強みを持っているかを知り、

それをどのように活かすのかを提言してくれます。

⑤踊る子供.jpg【パート3】は、「本当に豊かな生活とは何か?」という

問いに答えています。

パート2で知り得た自分のとっておきの強みを、

自分の日常生活に取り込み、実行していくことこそ「本物の幸せ」だと筆者は語ります。

具体的に人生の大きな3つの局面である仕事、愛情、子育ての状況において

どのように自分の強みを発揮するかという実践的な内容です。

医療プロフェッショナルとして役立ててもらいたいポイント

この本は、日常生活でポジティブにものを考えることを習慣づけることが、

人生にどのような影響を与えるのか、「幸せになりたい」と切に願う人ならば、

役に立つヒントが多くあると思います。

では、具体的に、パート2に書かれてある、

私たち誰もがもつ、6つの美徳と24種類の強みには

どのようなものがあるのか見てみましょう。

2.png

この24種類の強みの中で、どれが私の強みになるのかを見つけるために、

それぞれに質問があります。

質問に答え、点数化することにより強みを明確にしていくわけです。

ここで、強みの判断基準をお話しましょう。

「強み」とは、様々な異なる状況で長期にわたり見られる

心理的な特徴のことで、例えば、人や場面によって態度が変わる

「思いやり」というのは強みとはいえないわけです。

これらの質問に答え、9点か10点になる項目が私の「強み」ということになります。

しかし、これではまだ終わりません。⑫プラマイ電球.jpg

「とっておきの強み」を探し出します。

私の「強み」の上位5つに改めて質問してみます。

「これは自分にしかない本物の強みか?」

「この強みを活用しているとワクワクするか?」などの質問です。

自分のとっておきの強みや美徳を日々の業務で生かしていけば、

仕事を楽しくするだけでなく、これぞ私の「天職」なのではないかと

感じることもあるかもしれません。

天職とは金銭的な恩恵もあるでしょうが、

④虹と木.jpg精神面での充足感も得られるので、

仕事においての満足感を最大限に高めることができるでしょう。

溢れんばかりの充足感と本当の幸せを得るために、

日常生活の中で私だけの強みを活用していくこと---

これが筆者が導き出した、最良の人生のための公式だと語られています。

職場のスタッフ同士で、お互いのとっておきの強みを見つけ出し、

それを日常で発揮するためのサポートを行えると

チームワークもよくなることだと思います。

筆者について

マーティン・セリグマン(Martin E. P. Seligman)

1942年ニューヨーク州アルバニー出身。

うつ病と異常心理学に関する世界的権威でもあり、

学習性無力感と学習性楽観主義の提唱者。

その理論の研究をもとにポジティブ心理学の創設につながった。

アメリカ心理学会(APA)の前会長を務める。

著書は20冊以上『オプティミストはなぜ成功するか』

『つよい子を育てるこころのワクチン』などがある。

2019年の梅雨入りは例年になく遅いようです。

梅雨が明けると、今年も猛暑になると聞きますので

どうぞ皆様、体調にはご自愛くださいませ。

 

 

 

19.06.24(月)村田 小百合 カテゴリ:スタッフブログ