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良書紹介(34) 『ハイパワー・マーケティング』② 第6章~11章

こんにちは!アイコンプラス、インターンの笹谷です。

まだまだ寒い日が続いていますが、

①-1 節分.jpg2月3日には、「一年間健康に過ごせるように」という

願いを込めて「悪いもの」を追い出す

年中行事とされている節分を迎えますね。

この節分とは「季節を分ける」ことも意味して、

翌日の2月4日は「立春」で暦の上では

『春』となり、徐々に春の訪れを感じる日もあるでしょう。

さて、今回の良著紹介は前回の第1章~5章に引き続き、

ジェイ・エイブラハム著の『ハイパワー・マーケティング』

6章から11章を紹介させていただきます。

よろしくお願いします!

この本を推薦する理由

電車に乗ると誰もが自分のスマートフォンをいじっているこのご時世、

マーケティングにおけるインターネットの需要は②-1 車中携帯見る人々.jpg

爆発的に増加していることは周知の事実と言えます。

特にYouTubeやTikTokなどのSNSは、多くの企業が運用しており、

将来に向けてもマーケティングにおける

ネットプロモーションの重要度はますます上がってきています。

 

この本が書かれたのは約20年前であり、

インターネットマーケティングは変化が激しいので、

この本に書かれてることはもう古くて現在では通用しない!と

思う人も少なくともいると思います。

しかし、この本では現実世界で成功をおめることのできる

強固なマーケティング戦略は、

インターネットの世界でもまた成功を収めることができると述べられています。

つまり、ビジネスにおける根本的なものは、

いくら時が経とうと変わらないということなのです。

ですのでから、インターネットマーケティングをマスターして

活用してもらえるのではないかと思います。

【第6章】

誰でも自分のビジネスをはじめたなら、毎年ごとに発展させてたいと願うことでしょう。

なので、当然、初期投資したもの以上に、大きな見返りが得られる可能性の高い活動に

努力や関心を、集中させることが重要です。

なのに...残念ながら、ほとんどの人はビジネスを行うときに、

「もっと簡単で、もっと効果的な方法や、情報はないだろうか」と

自分に問いかけることをしない!と筆者は述べています。

 

つまり、自分の商品やサービスに関心を抱くかもしれない"見込み客"に、

ターゲットを絞る方法があることをしっかりと理解すれば、

労力や時間、コストを抑えることができ、

それをするもの者、しないものでは雲泥の差があると言うわけです。

 

③狙い撃ち.jpg第6章では、質の高い"見込み客"を狙い撃ちできるための

時間とお金を集中させる方法"を学びます。

この章を読んでいてとてもおもしろいなと思った例が

あったので紹介させていただきます。

それは筆者の知人が、演説で聴衆に投げかけた質問と、

それに対する答えです。

どのような質問だったのかというと、

「みなさんがレストランを始めると仮定してください。

どなたも一つだけ他の人にはないツールを持てるとします。

最強のツールを選んでください」というものです。

それに対する彼の答えが

「私が欲しいのはお腹を空かせた人々です」というものです。④空腹.jpg

この問答こそ、まさしくこの章で学ぶことの本質であると思いました。

"見込み客"は、今まさに商品やサービスを必要としている人であり、

彼らこそがビジネスにとって重要でふさわしいターゲットなのです。

 

【第7章】

どんなビジネスでも、時間ともに取引をやめてしまう、

去って行くお客様はいるものです。

第7章では、このようなクライアントの喪失を、

ゼロにはできないにしても劇的に減らす方法が紹介されています。

つまり失った顧客との関係性を復活させるにはどのようにすればよいのか!が学べます。

バケツの穴を塞ぐように"顧客(クライアント)喪失という漏れ"を塞げば、

自然と新たな取引や紹介が生まれてきます。

僕の心に響いたアドバイスは、

「顧客が決して自分のもとに帰ってこないとしても、

その顧客のおかげで商品やサービスを改善することができたのだから

感謝の意と敬意を表しなさい」というものです。

この言葉にはハッとさせられました。

やはり、一生懸命作り上げた商品やサービスが受け入れられないと、

どうしてもやるせない気分になってしまうと思うのですが、

そこをグッと我慢し、その相手に対して逆に感謝をするのが

ビジネスの成功の要諦なのだ!と学びました。

⑤感謝 ありがとう.jpg

【第8章】

皆さんはスマートフォンを買ったときに、保護フィルムやケース、保険サービスなどなど...

追加の商品やサービスを勧められた経験はありませんか?

第8章では、このようなクライアントの満足度と取引額を向上させる、

"Add on(アドオン)"について学びます。

意外なことに、商品を売る側のほとんどの人が、

無意識のうちにクライアントに対して

取引の量を自ら制限してしまっている、と言うのです。

つまり、何か商品を購入していただいた時に、

購入可能な代替商品や補足商品、サービスを余すことなく

クライアントに紹介できていないとは残念なことです。

『お客様は商品やサービスを購入するのではなく、その結果を購入する』

前章でのハッとした気づきではなく、ドカンと頭を殴られてくらいの衝撃的な言葉です

この前提を肝に銘じた上で、本当に価値のある提案をすれば、

60%のクライアントは追加購入をしてくれるでしょう。

⑤-2スマホセット Addon.jpg

【第9章】

⑨-1郵便物.jpg数日でも留守にすると、家の郵便受けに

たくさんのチラシやパンフレットがたまったりしてませんか?

または、メールの受信ボックスには、

1日でびっくりするっくらいの

企業からの広告・紹介メールが届きます。

これらはどちらもダイレクトメールと呼ばれます。

第9章では、これらのダイレクトメールを効果的に⑨PC メールボックス.jpg

活用する方法を学びます。

ダイレクトメールを深く理解し、有効に使うことは、

毎日24時間働き続ける疲れ知らずの従業員が

1万人いるのと同じです。

ダイレクトメッセージについての書き方や内容、

その他様々なことが成功例を読みながらダイレクトメッセージをマスターしましょう。

【第10章】

ダイレクトメールと共に、販促ツールとして用いられるのが

「テレマーケティング」です。

手紙、メールとともに電話も販売に必ず使われるものです。

⑩テレマーケティング.jpgマーケティング業務や販売に電話を使う

この「テレマーケティング」ですが、

しかしながら、使い方を誤ってしまうと、

貴重な多額の資金を失い、

最高の見込み客やお客様との関係を台無しにしかねない、

といういわば諸刃の剣になってしまうようです。

第10章では、テレマーケティングを上手く活用し

爆発的に利益を伸ばす方法と、

テレマーケティングにおいて陥りやすい

失敗の避け方を細かい事例とともに教えてくれます。

【第11章】

いよいよ、現代で販売促進のために不可欠である

『インターネット』の活用を第11章で扱います。

インターネット上で成功するための鍵とは...

(ドキドキ...どんな秘訣があるのか~)

が、しかし、肩すかしを食らうようなのですが...

『インターネット上で成功するための鍵は技術とは全く関係がない』ということです。

つまり、インターネット上でのマーケティングの戦略は、

これまで本書で学んできたのと同じ原理を使えば良いだけなのです。

 

インターネットは本当に目まぐるしいスピードで成長していて、

この本が書かれた頃のインターネットマーケティングと、

現在のインターネットマーケティングは、⑪インターネット.jpg

別物であると言っても過言ではないと思います。

しかしながら、根底にあるものは変わらないと言います。

 

ネットの世界は、大きな利益を上げるチャンスをもたらすでしょうが、

その反面未だ発展途上であり、

光の速さで成長を遂げる分野でもあります。

この章では、現実世界で成功を収める強固な戦略は、

インターネットの世界でも

また成功を収めることができることを証明しています。

しかし、この2つの世界では異なる点もいくつかあり、

注意点を強いてあげるならば、

なるべく柔軟で変化に対応できるような商品を

販売することがあげられています。

【ビジネスでお役立ててもらいたいポイント】

『ハイパワー・マーケティング』の、6章から11章で、

とてもいいな!と思ったポイントをご紹介いたします。

 

それは、8章でにあった"組み合わせで利益が大幅にアップする"

『Add on(アドオン)』は素晴らしいマーケティングの考え方だと思います。

商品を売るだけでなく、つねに『顧客が望む最終結果をもっと良くする!』ために

考え続けることです。

最近、僕の身の回りにもこのアドオンに出会いました。

僕の学生マンションにはベランダがなく、洗濯物を干す場所が狭いのです。

なので、シーツや毛布など大きなものを洗ったら、

コインランドリーへ洗濯物を乾燥させに行きます。

そして、新しいコインランドリーができたので行ってみると、

そこにはカフェが併設されており、

自分の洗濯が終わるまで1時間近くあるその時間に、

コーヒーを飲みながら読書をしたり、

携帯やパソコンを充電できるようになっていました。

洗濯が終わるまでの暇な時間を、

心地よく過ごせる場所にする(Add on)することによって

更なる利益を得ることができています。

 

以上、ハイパワーマーケティングの6章~11章をお送りしました。

⑫-3 コインランドリー+カフェ.jpg

 

 

 

 

 

 

23.02.01(水)笹谷 政太朗 カテゴリ:アイコンプラス通信スタッフブログ

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