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良書紹介(37) 『あなたの知識や経験をコンサルタントになって大きな稼ぎに変える法』② 第4章~6章(最終章)

こんにちは!アイコンプラス、インターンの笹谷です。

僕の2023年、忘れがたい夏の想い出(先月の8月)は

①野球バッターシルエット.jpgのサムネイル画像慶應高校の甲子園優勝です!

慶應大学に通っている僕としてはとても誇りに思います!

そんな慶應高校は長髪OK、チームの練習時間は2時間といった

独特、現代的なやり方を取り入れ、

新しい視点を持ちながら、

甲子園優勝という偉大な結果を出したことは、

とても素晴らしいと思うとともに、

今後の野球指導への新風が流れ込んだようです。

(僕も野球をしていましたが、旧態どおりのまるがり頭(^0^;)でした)

さあ、学生にとっても9~10月は秋期授業が始まります。

気合いを入れて頑張って行きたいと思います。

 

この本を推薦する理由

"夢を実現できる人は、ほんの一握りしかいない"と聴くことがあります。

理由がいくつかありますが、そのうちの一つが、

やり方や具体方法がわかっていても

"怖くて一歩踏み出せない"という心のロックがあることには納得してしまいます。

 

独立起業した人なら、勇気をもって、まずは最初の②First Step 一歩を踏み出す勇気.jpg

1歩を踏み出してはいるのですが、

その起業後に遭遇する壁を越えるために、

やらねばならないことは分っていても

その1歩を踏み出すことに躊躇したりすることは

経験されることがあるのではないでしょうか。

 

「起業は勢いが大事だし、やってしまえば後はなんとかなる」と

言う人もいるかもしれませんが、

それは乱暴だし、そんなに世の中甘くはない!と筆者は言います。

さらに、ひたすら待っていても、向こうからチャンスが勝手に来ることも

可能性が低いことも世の中の現実としてあります。

ではどうすればいいのかという話になりますが、

 そんな時に思い出して欲しいことが

この本には紹介されていまして、

それが"海には、自ら飛び込めばもがけるが、②-2溺れる人.jpg

押されて海に落ちれば溺れてしまう"です。

この"押される"というのは、

自分の意思ではなく何かのチャンスがあれば...とか、

会社の都合や何かがあれば...とか、

いわゆる"きっかけ"と呼ばれるものです。

この"きっかけ"で始めてしまうと、

自分で意図したタイミングではないために

あらゆることが後手後手になりやすいと筆者は語ります。

僕自身、起業したいな...と心の中では思っているのですが

後一歩が踏み出せず、何かと理由をつけてきっかけを探していました。

そうではなく、どうせ必要な覚悟なら

しっかりと自分のタイミングで厳かに腹を決めた方が

よほど上手くいく!ということに気づかされました。

たとえ荒波であることが予測されても、

チャンスとタイミングを先手として、自分でつかみ取り、

もがきながらも泳ぎ切ることができるようになりたいと思います。

 

この本の概要(第4〜6章)
【第4章】

この章では、コンサルタント業をする上でよく出てくる

7つの代表的な疑問について説明されています。

その疑問に対する答えはもちろんのこと、

なぜそうなのかという理由も合わせて、

よく悩みがちな疑問を例示しながら説明されていたので、

とてもわかりやすかったです!

 中でも特に参考になるなと思ったものが

"自分の商売において、生殺与奪権(せいさつよだつけん)を

他人に握らせない"というものです。

③紹介者.jpgこれは、紹介は多い方がいいというのは本当か?

という疑問に対する答えなのですが、

ビジネスを行う上で、僕を含め、とても勘違いしやすいことだと思いました。

やっぱり営業というのはとても労力がかかり、

できることならやりたくないし、

知人からの紹介で顧客が増えるのなら

それが一番だと思いがちなのですが、

筆者曰く"ビジネスは営業・販売とセット"であり、

切っても切り離せない関係であると述べられています。

この前提のもと、営業を他者、ここでいう紹介者に委ねてしまえば、

その紹介者が自分を売らなくなった時、

自分の商売は終わってしまうという事が起きてしまいます。

ここで、もっとも残念なことは

自分の努力とは全くの無関係であるというところです。

その紹介者が体調を壊したり、その業界を退いたりした場合、

自分がいくら努力したところで顧客は途絶えてしまうということです。

紹介者に頼りすぎると、

このような恐ろしいことが起きてしまうということを

起業したり、就職する出る前に知れて本当に良かったです!

逆に言えば、自分でしっかりと営業・販売をしていれば

何も怖がる必要はないということだと納得!

このようにこの章では、ビジネスをする上でとても大事で、

理解していないと致命傷になってしまうような事が

例とともにわかりやすく解説されています!

 

【第5章】
この章では、自分の知識をお金に換える根本原理について学びます。

いきなりですが、あなたの周りには色々なことに詳しい

④-1フクロウ 物知り博士.jpg「物知り博士」のような人はいますか?

分からないことがあって聞いてみると、

とても詳細な説明付きで教えてくれる大変ありがたい人です。

ここで一つ質問ですが、物知り博士に何かを尋ねる時に

あなたはお金を払っていますか?

高校生の頃、宿題のわからない問題を教えてもらって

ラーメンを奢ってあげるといった話ならまだしも、

ビジネスに絡んでいることを答えてもらうとしたら、

直接か間接かはともかくとして、

金銭的に得しているはずですから

本来その対価を払うのは当然なことなのですが、

実際問題お金を払う人はごく少数であると書かれています。

コンサルタントの場合、教えるということがある意味本業なだけに

それでお金が貰えないというのは死活問題となります。

ここで誰が悪いのかという話になるのですが、

本章では教える側が悪いと断言されています。

それはなぜかというと"しゃべっただけ"と思うものには

誰もお金を払おうとしないからです。

つまりは、お金を貰えるかどうかは内容もさることながら、

購入者側にとって心理的に"払いやすいカタチ"に

なっているかどうかが重要であるということです。

これを読んだ時、僕の頭の中に出てきたのが有料の競馬予想です。

競馬にめちゃくちゃ詳しい友達にレースで④競馬.jpg

どの馬が入るのかなど予想を教えてもらい

それ通りに賭けて実際に勝ったとしても、

その友達にはよくてご飯奢るといった程度で

実際にお金を払うということはありません。

しかし、有料の競馬予想はしっかりと商品化されており、

"払いやすいカタチ"になっているので

実際に当たるかはさておき、

販売者はお金を貰う受け皿を作っておくことが

大切なのだな~と実感しました。

 

【第6章】
これまで、コンサルタントとして活躍するために

必要な具体的な実務と戦略について説明されてきましたが、

最終章であるこの章では、

⑤やりがい スマイルと文字.jpg"やり甲斐と報われる"ということについて書かれています。

 人はお金が欲しいと思っても、

お金だけ手に入っても決して

心から満足できないのが本当のところで、

お金に付随して、"やり甲斐"や"報われる"ということが

とても重要である、とされています。

では、その"やり甲斐"や"報われる"といったことは

どうゆうものなのかということなんですが、

筆者がある一つの指針を提示してくれています。

それが"自分のこれまでの人生を最大限に活かした独自の仕事で、

⑥ねこちゃんからのありがとう.jpgのサムネイル画像お客様から「ありがとう」と感謝され、

それと同時に、経済的に大いに満足のいく報酬を得られる"

というものです。

僕も飲食店でバイトをしていた時、

お客様や店長から感謝をされると

とても嬉しい気持ちになりましたし、

やって良かったなと思うことも多々ありました。

やはり人からの感謝というものは

お金以上に大事なものがあるな、と思いました。

ビジネスをする上で役立てて欲しいポイント

『あなたの知識や経験をコンサルタントになって大きな稼ぎに変える法』の、

4章から6章までを紹介させていただいてきたのですが、

その中でとてもいいな!と思い、特に参考にしてほしいポイントがあったので

皆様にも共有したいと思います。

この本はコンサルタントで活躍したいと考えている人専門の本なのですが、

そのような人たちだけでなく、

将来経営をしてみたいなと考えている人にとってもとても重要なことが

いくつか書かれているのです。

そのうちの一つが"経営は、仕組みづくりが全てである"ということです。

筆者曰く、社長や、所長とよばれる先生方の羽振りがいいのは、

人物がえらいからでもなんでもなく、

労働者ではなくて「経営者」をしているところがえらいのである、

と言い切っています。

経営とは本来、顧客にはモノ化した商品を提供し、

その従事者には労賃を支払うことで収益を上げやすくするものであると

書かれております。

僕なりにわかりやすく説明すると、

お客様が買いたいと思うような

しっかりとパッケージ化された商品を作り、

それを売ってくれている従業員に対して

給料をあげることでお金を得るということです。

そうすると、従業員が辞めて人が変わったとしても

同じクオリティの商品を提供できるのです。

つまり、ただ単に人を雇って働かせるのが経営者だと思ってる人は

一向にビジネスが軌道にのることはありません。

僕も雇われるのが嫌だから

雇う側の経営者になりたい!と思っていましたが、

そのような考え方ではたとえ起業したとしても

うまくいかない可能性が高かったと思うので、

この本を読んで経営における仕組みづくりの

大切さを学べて良かったです!

このように、この本ではまだまだたくさんのアドバイスが、

例とともにわかりやすく説明されていますので、

是非ともこの『あなたの知識や経験をコンサルタントになって

大きな稼ぎに変える法』を読んでコンサルタントとしてだけでなく、

共にビジネスマンとして成長しましょう!

⑦-1商売経営者.jpg

23.09.08(金)笹谷 政太朗 カテゴリ:アイコンプラス通信スタッフブログ

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